ブログ「工房だより」
2021年11月04日
●ヒラメ短竿
片手で扱えるヒラメ竿を作りました。全長182センチです。 これまで、ヒラメ竿は210センチ前後のものを多く作ってきました。竹の特性と相談しながら、実釣を重ねながら行きついた長さです。ただこの長さは...続きを読む
2021年08月14日
●漆刷毛
この度、漆刷毛の毛先出しを行いましたので、その手順をまとめてみました。合わせて竿作りに使う刷毛についても解説しました。 ●毛先出し 下の写真は私が胴塗りに使用している刷毛です。幅六分で女性の毛髪で作ら...続きを読む
2021年04月03日
●ライトアジ竿3種
東京湾ではライトタックルのアジ釣りが盛んに行われてます。釣果は安定していて、食べても美味しく、現在最も人気の高い釣りになっているのではないでしょうか。 この釣りはたしか20年くらい前、金沢八景の船宿か...続きを読む
2021年01月19日
●タチウオ竿
深場用タチウオ竿の実釣記 上主和竿工房の新機軸、一本仕立ての深場用タチウオ竿を片手に、東京湾へと繰り出したのは寒のさなかの令和3年1月15日。小柴港の三喜丸に乗船する。目下の釣り場は猿島が望める横...続きを読む
2020年10月08日
●陸っぱりハゼ竿
秋ハゼの季節になりました。最近作製した陸っぱりのハゼ竿を紹介いたします。 写真上は中通しの布袋竹竿です。全長は210センチと短めですが、東京近辺ですと9月いっぱいまではハゼは岸近くに付いており、このく...続きを読む
2020年02月01日
●布袋竹の採取
暮れに工房アドバイザーの庄山さんと九州へ竹採取に行ってきました。下の写真が採取した布袋竹です。油抜きを終え、これから天日干しをします。 九州通いを始めて25年になりますが、一昨年に続き今回も採れ幸運と...続きを読む
2019年10月02日
●秋田からのタイ釣りの報告
秋田市在住のAさんから吉報が届きました。男鹿半島沖で5キロの大ダイを釣ったとの報告です。Aさんには一つテンヤマダイ竿を先日お届けしたところでした。 秋田でも一つテンヤのタイ釣りは盛んなようです。竿の作...続きを読む
2019年08月11日
●アジ・タコのリレー釣り
山下橋の広島屋へアジ・タコのリレー釣りに行きました(8月5日)。 いつものように庄山さんと一緒です。猛暑、平日だというのに船には14人が乗り込みました。タコが釣れているからです。今年の東京湾はタコが湧...続きを読む
2019年08月07日
●穂先の破損
和竿の破損事故のほとんどは、グラス穂先の先端部の破損です。PEラインが穂先のガイドに巻きつき、それに気づかずに竿に力をかけてしまうと、ラインの巻きついた部分がいとも簡単に折れてしまいます。魚を取り込ん...続きを読む
2019年07月17日
●和竿の釣行後の手入れ
釣行後には、流水で塩分を落とします。ガイドやリールシートには特に丁寧に水を当ててください。ガイドやリールシートと竿本体には隙間が生じていて、そこに塩分がたまりやすいからです。 また海水中には塩分だけで...続きを読む