ブログ「工房だより」

このホームページに掲載されている一つテンヤのマダイ竿は4年半前に新調され、竿下ろしの当日、しかも第一投目で8.5キロの大鯛に恵まれたラッキー竿。しかし、一般に普及している一つテンヤ竿のイメージに近づけるべく全長2.16メートルで自重245グラムであった。穂先の感度も胴の弾力も満足できたが、いささか持ち重りする欠点があった。
新バージョン竿は全長1.75メートルで自重170グラムのライト級。見た目はカワハギ竿かライトアジ竿に似ている。 平成最終年の3月25日、大原港の富士丸にての初下ろし。釣り場は真沖の水深35メートル。まだ水温が不安定なのかマダイは食い渋っていたが、終盤、船中第一号の強信をキャッチ。短竿ならではの操作性の良さを発揮させ、マダイらしきとチャンバラさながら…。タメの効かない時は緩めのドラグでのやりとりを繰り返す。3キロ以上だと、船長に豪語したが、タモに収まったのは写真の如く2キロ少々。かくて新バージョン竿は私の手のひらに3キロ以上の激信を焼き付けて、めでたくデビューを果たした。
さて、上主竿の特色でもあるが、3メートル前後の軟調竿が代名詞であるヒラメ竿にあっても、短竿での勝負に実績を上げているのは既報のとおり。食い込み重視、大物対応が看板ながらもペナペナ竿だと、潮や風によってはアタリなのか、根掛かりなのか、判別し難いケースも多い。その欠点をカバーして確実な針掛かりと、素早い取り込みを実現してくれる短竿のヒラメ竿は革命的な出現でもあった。 マダイの一つテンヤ竿も、同様の結論に至るのだろうか?興味津々!マダイの乗っ込み期ももう目前、しばし実釣を重ねて結論付けたい。(文責:庄山 晃)


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